離婚歴があって養育費の支払いと、日々の生活費に困窮していました。それらを補う目的でカードローンを契約しましたが、最後はギャンブルにはまって多重債務に陥りました。 もともとパチンコや競馬が好きではありましたが、ひとりになった寂しさから頻度が増えました。初めは生活費の補てんのためのカードローンでしたが、徐々にギャンブル費用に充てるようになりました。 借入額はどんどん増えていって、すぐに利用限度額になってしまいました。ギャンブルで儲けて返済しようとする考え方は治らず、次々と新たなカードローンを契約しました。 最終的な借入額は170万円近くになって、次回の返済も厳しくなりました。契約しているカードは返済専用になってしまって、新たなカードローンも契約できません。 借金問題を誰にも相談できずに困っている時に、テレビで弁護士事務所の無料相談を知りました。ネットで調べて近くの弁護士事務所に出向いて、状況を説明しました。 収入と支出のバランスを考えると、債務整理することを勧められました。弁護士と相談を進めたうえで、任意整理することにしました。 借金が帳消しになるわけではありませんが、利息は免除されて返済期間も猶予されます。また、手続きを依頼したあとは、カードローン会社と関わりを持つこともありません。 任意整理することで、一定期間はローン契約を結べないなどのデメリットはあります。しかし、借金問題から開放されて精神的な余裕も生まれますし、平穏な日常生活を送れるようになりました。