借金問題をいまだに交渉中

病気だったり、離婚などの諸事情で返済が困難になった場合、手数料不要で返済期間を最長15年延長することができるのは住宅ローンです。周りも結婚して、子どもが生まれたことをキッカケにマイホームを建てていて、新築一戸建ての住宅にお呼ばれすることもあります。そんな知人の中には、借金問題を抱えている人がいます。今も金融機関との交渉の最中だそうです。綿密な返済計画を立てていても、完済までには何年もかかりますし、その間に不測な事態が起こることもあります。知人の場合には奥さんとお子さんを相次いで亡くしてしまい、知人は一人住まいになりました。その悲しみが強かったこともあり、アルコール依存症に陥ることになり、毎日、お酒に溺れていたようで、ときには救急車で運ばれ、一時入院も余儀なくされたそうです。借金返済というのさえ頭から除外、自暴自棄になることも呟くようになっていったそうです。生命保険金もあっという間に使い込み、金融機関からの督促状も無視、家を差し押さえに遭う寸前になり、ようやく周りが動き出しました。知人は両親も他界、天涯孤独でありますが、亡くなっている奥さんのご両親とは繋がりがあるようでした。再起を願う方々からの意見もあり、まだやり直せると解釈した知人は金融機関に相談をしています。もちろん、社会人として企業勤めでしたが、自己都合による退職扱いになりました。少しの退職金だけ手元に残ってはいますが、これまでにも多数の借金があることも発覚、それらを含めてどうやって返済していくのか、交渉中なのだそうです。状況にもよりますが、長期にわたって返済が困難になる場合、延滞金などで利息がふくらむ前に売却するなど、根本的な解決を図るほうが得策といえる、そうした交渉へと進んでいるようです。

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