子供の頃から両親はパチンコが大好きで、仕事が休みの日には必ず行っていました。そんな両親を見て私と妹は育ちました。私はパチンコなどのギャンブルは嫌いでしたが、妹はパチンコが好きでよく通っていました。妹に久しぶりに会った時、お金を貸してほしいと言われました。かなり困っている様で事情を聞いてみると、パチンコの為に貸金業者からお金を借りているとの事でした。借金を返す為に別の貸金業者からお金を借りて、自転車操業になってしまっていました。私は何とか妹を助けたいと思いました。しかし借金の額を聞いて愕然としました。何故なら借金が500万円もあると言ったからです。その様な大金は私は持っていませんので、途方に暮れてしまいました。友人に相談した所、弁護士に相談したらどうかと言われました。後日、妹を連れて弁護士事務所に行きました。弁護士の方に相談をしたところ、自己破産申請をしたらどうかといわれたのでお願いする事にしました。しかし揃えなければならない書類が多くて驚きました。弁護士の方にお願いすれば全て行ってくれるという事なので、任せる事にしたのです。地方裁判所に自己破産申請をしてからは、貸金業者からの取り立てがなくなり精神的にかなり楽になったといっていました。妹は裁判所に呼ばれたので、裁判所に行って裁判官から様々な質問をされたようです。その後2か月程で弁護士の方から連絡があって無事に自己破産が出来たと連絡を貰いました。全ての借金がゼロになって妹は本当に安心していました。