私は2年生の専門学校卒で、無事就職活動も終え、20代前半には俗にいう大手企業へ晴れて就職を果たしました。
仕事も慣れてきた25歳になった時、とあることがきっかけで思いもしなかった借金地獄の生活を送ることとなりました。
正直私は周りの友人などに比べてもそこそこ給料は良く、それほど物欲もなかったので就職して3年が経つ頃には貯金が数百万ありました。
そんな普通の生活を送っていたところ、とある友人の誘いで私の生活は崩れ去りました。
最もオーソドックスなのですが、いわゆるギャンブルです。友人の誘いでパチンコ屋に初めて行ったとき、ビギナーズラックなのかその一日で5万勝ってしまったのです。
今思えばそれが崩壊の始まりでした。それからギャンブルにどっぷりはまってしまい、週に1.2回程度パチンコ屋に行く日がありましたが、最初の1年間は調子が良く、年間では10万程プラスだったと思います。人間味を占めれば怖いもので、段々パチンコ屋に行く日数も増えてゆき、仕事が休みの日はほぼパチンコ屋に通っていました。
もちろんギャンブルというのは負ける日もあるのが現状です。調子が良かったギャンブルをやり始めた1年間が脳裏によぎり、歯止めが利かなくなった私は1日に大負けしても「次はきっと取り返せる!」とバカなことを考えながらパチンコ屋に入り浸る日々を続けていると、25歳になった頃には貯金も使い果たし、消費者金融で借りた200万の借金を背負っていました。
最終的に何が言いたいのかというと、よくテレビなどで見かけていた「ギャンブル依存症」は完全に外から見ていた立場であり、絶対に自分はそんな風にはならない、やったとしても歯止めが利く。と思っていたことです。
ギャンブルは絶対に手を出してはいけません。