キッチンドランカーから多重債務になった姉

私の姉は10代で結婚をして子供を産みました。その3年後に旦那さんの浮気で離婚。シングルマザーとなり、高校の恩師の紹介でパートタイムで工場内の事務の仕事に付きました。

しかし、いくら恩師の紹介と言っても意地が悪い人はいるもので、お局さんみたいな方とどうしても折り合いがよくなかったようです。子供が熱が出て早引きするときには嫌味を言われていたようです。

シングルマザーとなった姉は子供と二人暮らしをしていましたが、やはりストレスがたまるようで、お酒を飲むようになりました。晩酌として飲んでいたのが、気がつくと料理中にも飲むように。いわゆるキッチンドランカーというやつですね。

ひとりで育児するプレッシャー、会社でのお局様との諍いなど精神的にまいっていたようです。うちの親も年をとっていたので、相談もできなかったようです。

お酒を飲み、仕事が手につかなくなり、だんだんと休みがちになって収入が減っていたようです。パートタイムをしている間にサラ金でもお金を借りていたようです。サラ金にお金が返せなくなると違うサラ金を紹介されて、どんどんと借金は雪だるま式に増えていきました。

姉は多重債務に陥ったのです。

工場から恩師に休みがちという連絡がいって、心配になって連絡が入り、借金が発覚しました。その後、恩師が姉の借金問題を解決してくれて良い仲になり、再婚の流れになりました。

恩師と言っても姉と10歳くらいしか離れていないので、お似合いだと思います。